PTA広報誌の作り方

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手書き原稿をテキスト化

手書き原稿をテキスト化

制作で一番最初にしなければいけない重要な点は、手書き原稿のテキストデータ化です。

 

通常パソコンのハードディスクに保存されるファイルは、”名前”+”.(ピリオド)”+”拡張子”という形式になっています。例えば、example.doc のような形式で、テキスト形式は、ファイルの拡張子が、”txt”や”rtf”のものを言います。MS Word ですと、ファイル保存オプションの”書式なし”や”リッチテキスト形式”が、これに該当します。

テキストデータ化

何故テキスト形式にするのかと言えば、取材でも書きましたが、テキスト形式はそのデータの中に文字情報以外の情報(レイアウト・文字修飾等)を持たない形式で、殆どのOSやアプリケーションソフトで扱うことができるのが、その理由です。ワープロでもこのテキスト形式での保存が可能です。

 

テキスト化するに当たり、手書きの判別しにくい文字や誤字・脱字は、編集会議で確認しておくにしても、一旦キーボードから打ち込んだテキストデータは、案外間違いに気付きにくいものです。

特に、PTAの肩書きや人名などは、絶対間違いのないように数回チェックしますが、姓名に旧字体が指定され、パソコンにフォント(書体)がない場合があります。

 

その時は、データの他に手書きした付箋を付け、印刷所で旧字体に修正を依頼するか、もしくは、現行字体での表記を本人に了解して貰うことです。

テキスト化の方法

テキスト化の方法は、2種類あります。

  • 直接キーボードから打ち込む方法
  • スキャナで原稿を読み文字を認識させる方法

 

どちらの方法も一長一短がありますが、必ずテキスト形式で保存することと、何回も正しいかどうか見直しをすることです。

せっかく編集会議の段階で誤字や脱字が発見され、訂正されていても、テキスト化で間違っては元の木阿弥です。くれぐれも慎重の上に、慎重を重ねて下さい。

 

MS Word の”書式なし”でファイルを保存しても構いませんが、お奨めは、「メモ帳」です。

 

Windows 標準で付属しているワードパッドも、メモ帳より多い字数のファイルを扱う際には便利ですが、標準のファイル保存形式が、”リッチテキスト形式”(拡張子は、”RTF”)になっています。

テキスト形式で保存するには、ファイルの種類を必ず、”テキストファイル”にして下さい。

 

もう一つ。このページの冒頭でお話したテキストファイルの保存の際も、ファイルの名前は、半角の英数字にすることをお奨めします。理由は、印刷所で使用しているパソコンは、殆どがMAC(マッキントッシュ)で、ファイルの名前自体が文字バケするからです。(基本的な漢字は大丈夫ですが、丸で囲んだ数字などは、確実に文字化けし、丸に1は(日)、丸に2は(月)のように表示されるようです。)

印刷所にデータを入稿する際は、念のため、ここで作成したテキストファイルも添付することになりますが、折角のファイルが、次のページ(フォント)で説明する文字バケを起こして読めないのでは、洒落になりませんから・・・・。