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テキストボックスの設定
テキストボックスの作成
まずテキストボックスの作成です。
画面上のメニューで、”挿入”→”テキストボックス”で、「横書き」または「縦書き」のテキストボックスを選択しても良いのですが、同じく”表示”→”ツールバー”で、「図形描画」にチェックを入れると、図形描画専用のツールバーが表示されます。
通常は、このツールバーを利用する方が、簡便にテキストボックス等を描画することが出来ますので、利用して下さい。
因みにこのツールバーは、濃いブルーの部分をクリック&ドラッグで、画面上どの位置にでも移動することが出来ます。
作成の実際
縦書きテキストボックスの作成で説明します(横書きも同じ要領です)。
ツールバーの「縦書きテキストボックス」をクリックすると、マウスポインタの形状が、矢印から+型に変化します。その状態で、誌面上の任意の位置でクリックしたまま、右下(左下)にドラッグし、クリックを解除すると長方形のボックスが出来ます。(ボックスの大きさは、自由に変更できますので、初めは大体の大きさで構いません。)
左図のままでは分かりにくいので、クリックして拡大画像をご覧下さい。
テキストボックスは、最初に描画した時には、テキストボックス内でカーソルが点滅しすぐにテキストを書けるようになっています。(拡大図:上)
拡大図:下は、上図の斜線部分でマウスクリックした状態で、斜線が網目に変化します。この状態のときに網目の上で、マウスをクリック&ドラッグすることにより、テキストボックスを移動したり、右クリックのサブメニューからボックスとテキストの間隔を調整したりしますので、違いを良く理解しておいて下さい。
また、ボックスの四隅と中央の合計8箇所に○印がありますが、この部分にマウスを重ね、クリック&ドラッグすることにより、テキストボックスの大きさを調整することが可能です。
では、テキストボックス内に適当な文章を入力して下さい。(周囲が網目になっている場合は、テキストボックスの中を一回クリックすると、入力モード(カーソルが横長のH型)になります。)
右図の例では、フォントはMS明朝、大きさは10.5ポイントで入力しています。(拡大図はありません。)
ボックスの設定
まず、テキストボックスの外周をクリックして、全体を選択(網目)し、次に
- ”塗りつぶしの色”横にある▼をクリックし、「塗りつぶしなし」を選択、
- 同様に、”線の色”横の▼をクリック、「線なし」を選択します。
もちろん、意識的に塗りつぶしや囲みを生かすのであれば、そのままの設定で構いませんし、▼をクリックしてサブメニューの中から、色や塗りつぶし効果、線のパターン等を選択して、見栄えを整えることも出来ます。
(注)ここでは、塗りつぶしなし、線なしの設定にしましたが、次ページの書式の設定では、テキストとボックスの関係を分かり易くするため、両方とも”あり”の設定のままの参考画像を使用しますので、予めご了承下さい。
テキストボックスは、ボックスの斜線が網目の時にキーボードの矢印キーで移動させることが出来ますが、結構移動量は大きく、画像の説明書きなど位置を微妙に調整する必要がある場合などには、思った位置に移動できずイライラしてしまいます。
そんな場合は、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら矢印キーで少しずつ移動させることが出来ます。とても簡単な方法ですが画像の位置決めにも使用でき、大変重宝しますので、是非覚えておいて下さい。
Word での記事作成に欠かせないテキストボックスですが、初期設定のままだとボックスの大きさに比較して入力できる文字数や行数が限られてしまい、どうしても間延びのした感じになってしまいます。そこで、読み易い字の大きさや行間の指定が不可欠になってきます。