PTA広報誌の作り方

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広報誌レイアウト参考例 ”写真を生かす”

写真の取り扱い方は様々ありますが、比較的無難(?)にすっきりとしたレイアウトでまとめようとすると、やはりブロックに分けたボックスレイアウトの出番となります。写真は撮影時、長方形のファインダーを覗いて撮影しますので、無意識にその長方形に中で一番納まりの良い構図になっていることが多いものです。つまり、同じ誌面の中で複数の同じ比重の写真を並べるとき、長方形や円形などのトリミングは一種類にした方が、誌面的にはまとまりが出てきます。奇をてらったトリミングはなるべく避けましょう。

写真を生かしたレイアウト

写真を生かしたレイアウト その1

参考ファイルは左図をクリックしてダウンロード出来ます。

 

参考ファイルは9点+1点の10枚の写真で構成されています。9点は比較的似通ったテーマ(例えば、運動会の競技写真)で、1枚は別扱い(運動会の開会式)した方が良い写真です。

 

写真右には、説明文を横書きで並べています。全体の本文は、誌面下にまとめ、メインタイトルも写真と本文の間に配置して、ゆったりとしたレイアウトにしてあります。

写真に変化をつけたレイアウト

写真を生かしたレイアウト その2

上で紹介したレイアウトも整然として見易いレイアウトなのですが、その中でも特に強調したい写真を大きくしたものが、右図の参考例です。

 

全体的な印象として、大きな写真(No.6)の詳細説明を周囲の写真(No.1〜5)で補っているようになります。例えば、何かイベントの会場全体やメインステージを6、屋台やミニステージを1〜5という感じです。

 

こうすることで、人の視線は写真”大”から”小”へ自然と動き易くなり、それぞれの写真も生きてきます。

カラー写真とレイアウト

特にカラフルな写真を使用している場合、誌面全体は賑やか・華やかなのですが、それに輪をかけたような色彩で大きなタイトル文字を配置すると、まるでスーパーのチラシのようになってしまいます。

これを避けるためには、まず写真に共通の色があるかどうかを探して見ます。2〜3色が共通だとすれば、大きな見出し、小見出しなどをこの共通色を使用して、レイアウトします。誌面全体が統一された配色に見えれば、OKです。

これでもまだポップすぎる感じならば、思い切ってタイトルを無彩色(黒・グレー・黒地に白など)にした方が落ち着きが出てくると思います。是非お試し下さい。