PTA広報誌の作り方

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広報誌発行までの日程を決めましょう

メモ帳で日にちを確認しながら発酵までの日程を決定

次に、広報誌発行までの日程を決めておきます。

発行まで、取材の他、編集→制作が主な工程ですが、例えば、自分たちのパソコンでデータ作成→印刷所入稿&印刷なのか、”切った貼った”で原稿作り→印刷所編集依頼&ゲラチェック&印刷のどちらの方法を採るのかで、日程は大きく違ってきます。(一般的には後者の方が、日数は掛かると思います。)

 

因みに”ゲラ”とは、記事の誤字脱字や図・写真の確認・修正をするための紙にプリントしたもので、特に文章の場合は表記や表現を統一(例えば、下さい→ください、子供達→子どもたち、頂き・戴き→いただき etc)する作業も含まれ、最終確認が得られるまで、”初校ゲラ”から始まって”校了”まで、数回あります。この段階でのチェック漏れは致命傷ですので、慎重に行います。

 

私の経験の中で一番タイトだったのは、午前中イベント→午後一番写真・原稿渡し→夕方メールにてゲラチェック、翌々日納品して貰ったことがありますが、これは稀なケースです。(息子の卒業イベントを広報誌に掲載したかった、という親バカのなせる業で、当時の関係者の皆様、ご協力有難うございました、と共に、迷惑掛けて御免なさい。<m(_ _)m>)

編集終了から発行までの目安

一般的には納品まで最低でも、

  • 自分たちで完全データ作成・入稿・・・・・約3週間
  • 印刷所に編集お任せベース・・・・・約1.5ヶ月
程度を見込んだ方が、印刷所とのゲラチェックの遣り取りを考えたら無難だと良いと思います。

勿論、”お任せベース”での日程短縮をお願いすることも可能ですが、予算交渉の際、値引きが少なくなることは覚悟すべきでしょう。

概略の日程を決めたら

これを基本に、記事の取材日程の確認、原稿依頼のタイミングと締切日の設定、全体編集会議の日取り等を決定します。特に、理由は敢えて書きませんが、”全部の原稿が集まるのは必ず、ずれ込む”と考えて、少し余裕を見込んでおいた方が無難です。

この日程は、広報誌発行までの根幹となるスケジュールですので、必要な関係先も含めて、全員に文書で通知しておくことも大切です。また、前もって印刷所に知らせておくことも忘れてはいけません。

忘れてはいけないこと。

誌面構成が纏まった後、必ず関係する責任者(例えばPTA会長、校長 or 担当の先生 etc)に了解を貰っておくことです。後でクレームがついて企画会議からやり直し、なんてことは絶対に避けましょう!実は、これを忘れたがためのトラブルが結構多いので、なるべくなら、事前にPTA広報誌担当の先生方の編集会議参加を要請しておく方が良いでしょう。

 

ラフにレイアウトをデザイン

それと、この段階で編集会議の項にあるように、ある程度の記事の大枠(レイアウトデザイン)を決めておいた方が、文章の文字数などの目安が付き、前もって原稿を依頼することも出来ますので、後がグッと楽になります。過去報も参考にすると良いと思います。